【読んでいる本】太陽を曳く馬〈上〉 [読んだ本]
というわけで読み始めたのだが、どうにもはかどらない。
冒頭で
告訴状をそのまま載せてくる
あたり、らしさを感じさせてよろしい。
しかし、本文に入るや、こりゃいけない。
なにやら色々、書いてはあるのだが、
さっぱり頭に入ってこない。
技巧を凝らした文のつもりか知らないが、
色んな単語の羅列に思えてしまう。
我慢して読み進めると
「おまえはただその宣伝物のコピーのような物言いに違和感を覚えながら、
それが事実ならオウム真理教のほうがまだ宗教らしいということになる、
と不機嫌に応じていたものだった」
と言う意味不明の一文に当たったりすると、
こんなモンを読んでいていいんだろうか?
という気にすらなってくる。
しかし、そのすぐ後にまた
「おまえたちは石畳の前庭を横切っていく雲水に出会い、
代表者はいますかと尋ねたのだが、」
という文が出てくるので、どうやら「おまえ(たち)」という単語を
別の意味で使っているようなのだが、
お前、御前、お手前・・・自分、一人称のことか?もしかして。
いや相当ムリあると思うが。
新感覚の語法のつもりかなにか知らないが、
なんの予断も断りもなくこんなこと言われても戸惑うばかりなのだが。
この先、読み進めていけるのか?
激しく不安だ。。。
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