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見海堂劇団 [観劇]

浅草 木馬館七月公演「見海堂劇団」
DSC_1858~2.JPG
ヒト多いな、と思ったら千秋楽。
油断したぜ、まぁいいや。

DSC_1847_2.JPGこの座長舞がとにかく凄い。
どのくらい凄いのかと言うと

3部に二人で舞う演目があるんだけど、
相方(名前忘れた)イマイチなのよ。
それがソロパートになると、
相方もいや中中大したモンじゃないの。
組んだ相手が悪かった、いや
ちゃんと見てやれなかった自分が悪かった
ってくらい、座長釘付け。

1部で、ゲームとかラノベに出てきそうな
和洋折衷のアーマーみたいの
着てくる景があるんだけど、
まぁ動かない、というか動けないんだけど
雰囲気、存在感で魅せちゃうのよ。
言うは易し、だけど、こんな

佇まいだけで保たせちゃう
そしてカネも取れちゃう役者、
今時いねぇよなぁ。中中

DSC_1844~2.JPG

大衆演劇もパターン見えてきたよな、
とか思ってナメてかかってたんだけど、
ここに来てまたホンモノ見ちゃったよ。

あとここは、興行としての見せ方が巧いな、と。
レーザーや映像使った演出なんかもだけど、
芝居始まる前のアナウンスで
「一幕四場」とか細かい情報教えてくれるのも地味に助かる。

例によって「ショー中は撮影可」なので撮ってきたけど
ここ「SNS掲載禁止」なのよね。

じゃぁブログやホームページはいいんだよね?

と言いたくなるところだが、
気分がいいのでそれも勘弁してあげよう。

て言うかね、
座長の女形が美しいだけじゃなくてなんとも可愛らしくて、
それも女子から人気でそうな
大衆演劇でこの形の可愛らしさ、初めてみた。
画像あげられないのが残念至極
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情念のひと [観劇]

aosika01.jpg

SNS上のとある記事で当初使おうと思っていた画像。
「ウルフガイ」坂口尚版の青鹿先生。

今更差し替えられないけど惜しいので。
最初から自分で撮ればよかった。
現状のあれはあれでいい。
どっちも「ふぐの白子」

撮るついでに全部読んじゃったよ。
凄まじい「情念」の物語。
中坊が「イデオン」とこんなの読んじゃったらな、
まぁ他人とコミュニケーション取る必然性も必要性も感じなくなるだろうよ。
(個人の感想です)

「エヴァンゲリオン」を評して
ディスコミュニケーションの物語ってのを読んだのは
旧劇場版のパンフレットだっけか?
それでも「エヴァ」とその影響元「イデオン」との2作が、
その中でコミュニケーション取ろうともがく話しだとしたら、
こっちは端からそんな甘いモン持ち合わせてなくて、
「情念」だけで全部持ってくから。

現実には存在しない「狼男」だけど、
青鹿先生みたいなヒトも現実には存在しない
と知るのはもう少しあとの話し
aosika.jpg
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大江戸ワハハ本舗娯楽座「贋作・三谷幸喜の時間」 [観劇]

娯楽座令和二年2月本公演「贋作・三谷幸喜の時間」
前半戦は本日が最終となります。
水曜木曜のイベントを挟んで金曜から後半戦。

今回、事前情報からあまり期待できる要素がなくて。
追加で出てくるゲスト出演はいつもの方々だし、
(ゲストご本人には不満はないです)
いや、それは構わないし仕方部分はあるとは思うが。
思うんだけど、
小劇団ならではのフットワークの軽さとか
最近あんまないんだよな、ココ。
やっぱ、本体がデカい(演劇業界基準)からなんだろうか。
親会社の意向(威光)に逆らえない子会社、みたいな。

毎度のことながら制作工程(演劇用語として正しいかは知らん)
の遅れは見られるし、それに対して内側から聞こえてくる声が
「いつもどおり笑」とか
「こんなワハハは凄い」とか
そんなんばかりで。
芝居やんじゃないの?今回は。
「三谷幸喜」の看板借りるだけ借りといて
どんな有様なの?これ?
こんなんでえぇの?って。

それでも
小屋入り前17日深夜に書かれたコースケ☆原澄人のブログ
ムラだらけスキだらけの公演を、僕らは一定レベルのクオリティで必ずお届けするとこ(ママ)をお約束します
とのコースケの言葉にはやっぱり背中押された。
こういうの聞かせられるとね。
「○○食べました~」とか、
いやそういうネタもそれはそれでいいんだけど、
公式ブログとして発信しないといけない情報
ってのがあると思うのよ、
やっぱり。

で、迎えた今日。
コースケの言葉に嘘偽りなく、いつもどおり楽しませて頂きましたよ。
しかしながら全く以て「贋作」ではなく、

三谷幸喜トリビュートのバラエティショウ

と言ったところか?
例を挙げる。
オープニングタイトル「ラジオの時間ですよ」
 <阿佐ヶ谷のサウナを借り切って「サウナアイドル」たちは
 ショールーム配信を始めたが…>

三谷作品の「ラジオの時間」と
往年のテレビドラマ「時間ですよ」を
掛け合わせた表題。
実際の内容は舞台を銭湯ならぬサウナに設定したあたり
「時間ですよ」の影響は見られるが、
「ラジオの時間」要素は全くない。
以下全てを挙げるのは差し控えるが、
一事が万事この調子なので、

贋作としてもパロディとしても成立していない。
しかしながら出来上がった演目自体は、
ちゃんと楽しめるものになっているあたり
流石っちゃサスガなんだけど。

ようはこっちが観る前から勝手にハードルあげてただけ、
なんだろうな。
でも
「三谷幸喜」の看板掲げられたら、
ハードルあげてもしょうがないと思わない?
まぁ、それはもういいや。
取りあえずは「芝居」じゃなくて、
演劇要素ありのバラエティショウ
ってことで、いつもどおり気軽に楽しむのがよろしいかと。
「三谷幸喜」ブランドで観に来ちゃったヒトのことは知らん。


今回、気になった演者は
なんと言っても
三宅潤。
持ち味の?気持ち悪さを前回にした役回りがこの日は二つも観れてお得。
他にも「素敵な金だらい」の司会。
「雪之丞変化」のからくり職人もだけど、こういう役やらせるとイイね。
気持ちワルいだけじゃなく。

日替わりの二人芝居では座長雨宮あさひ。
「ウィークエンドシアター」でみせたシンデレラに通ずるテイストというか、
「三匹の糞女」でみせた妄想と思い込みで突っ走る素の部分なのか、
のキャラクターが爽快に炸裂。

そして「ラジオの時間ですよ」での
見せ場を心得たバスタオルの巻き方に感じられる
犬吠埼にゃんのプロ意識の高さ。



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石原奈津美のおはなし ~大江戸ワハハ本舗娯楽座「贋作・三谷幸喜の時間」~ [観劇]

石原奈津美
大江戸ワハハ本舗娯楽座所属。
7月5日生
誕生花はラベンダー

舞台メイクが映える顔
娯楽座オフィシャルウェブサイト

ガーリーな雰囲気だが、
こう見えて案外男前。
大江戸ワハハ本舗・娯楽座 2020年新年のごあいさつ

そして気骨もある(らしい)
その一端を感じた今回の
本公演メイキング映像での一コマ。

進まない公演準備、
なにか一歩でも進みたい進ませたい、
せめて叩き台にでもなれば、
と書き始めた台本。
案の定(失礼)演出家からのダメ出しで
コテンパンにやられてしまう。

結局それで何が進んだワケでなく、
続く者が出たワケでなく、
叩きのめされただけで終わってしまっただけ、
本人は無様だと思ってるかもだけど

実際捨て石にすらなれず、
惨めな姿さらしてるのが逆に
とてもカッコ良くみえた。 特に昭和の男から見ると たまらないくらいの格好良さ、どこか 嫉妬すらおぼえるくらいの男前だった。 本人は褒められてるとは思わないだろうから、
最後に画像投下。 natumi.jpg 髪ボサボサ

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大江戸ワハハ本舗娯楽座 ~「贋作・三谷幸喜の時間」ができるまでの時間~ [観劇]

本公演「贋作・三谷幸喜の時間」前半戦も終わり
ここでメイキング映像のイベント。

個人的に初日前の公開ゲネプロと、
このメイキングが一番楽しみだったのよ。
多分、ここが一番面白いであろうと。
まぁ本編に余り期待してなかった、ってのもあるけど、
この手の好きっちゃ好きなんだよ。
三谷作品で言うと「古畑任三郎」本編見たことないんだけど、
深夜の「今泉慎太朗」は毎週楽しみに見ていたり、
とかまぁそんな感じ?

でメイキング。
我々一般ピーポーには
創造の現場、って観ることができないので、
こういうの純粋に面白い。
一番の迫真の現場で「電池切れ」を名目に映像なかったのが残念。
そこまでは見なくていいことなのかも知れない、と思うことにしよう。

にしてもいや、想像以上に大変な想い(フィジカルもだけど)を
して苦労して色んなもん抱えて作りあげて、
それを我々は見せていただいてんのね。
無責任に「今回はイマイチだったね~」とか軽く言われたら
そりゃ殺意湧くだろうってのが分かったわ。
いや勿論「殺すぞ」とか言われたことないんだけど。
Facebookのリアクションでひしひしと感じないでもない。

でも客観的な評価、それ自体は別に存在しちゃう
ってのが現実ではあるんだよな。
残酷に感じるかもだが、
人前で表現することを選んだ人間ならそれも仕方ない。

さて今回、間違えて初めてのヒトが来てしまい気の毒に思う反面、
きちんとリサーチしてこないとダメ!だとも思う。
いや、辛そうな姿を横にして自分も辛かった。
なので気持ちはわかる。
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赤と黒のオセロ/「女優 星川桂」を語ってみる [観劇]



拙いとか未熟とか、まぁそんなこんなの
「女子の自己肯定感の低さ」はどこからくるのか?
というのがここ数年のトピックだったりするはさておき。

ならばここで自分が「女優 星川桂」を語ってしまおう。
二人でやる一人芝居を観たあとの、自分勝手な独り語り。
異論は認めるけど受け付けない。

まず星川桂とは
ワハハ本舗に所属する女優である。
近年では劇団内劇団「大江戸ワハハ本舗娯楽座」
で活動している。
ネジが一本半外れた残念な美女役が多い、
中堅どころ。

さてこの度の
ウィークエンドシアター「赤と黒のオセロ」
SNS等々で見受けられる「狂気」というワード。
実見した演技からは、さほど感じなかった。
ナゼか?
だって、

そもそも星川桂に狂気性って付きものじゃない?
いや、そういうモンだと思ってたし。
それを「緩く」包み込むキャラクター性、
更にそこから一枚、見え隠れする
オブラート越しのそこはかとない紙一重の魅力、
それが星川桂だと思っていたから。

今までにないシリアスな演技で凄かった
っていうのも違和感があって。
これ多分、星川本人は喜ばない言い方と思うけど、
「できて当然」
くらいに思っていたから。

いつもやってること全然違うでしょ、って?
いや違わないの。役柄が違うだけで。
今回も同じ
やり方が違うだけでやっていること自体はおんなじ。

「女優 星川桂」がそもそもその位の力は持ってるのは
今までの観てりゃわかる。
分かりやすいように娯楽座本公演を例にあげてみる。
廻しを担当するのが村本准也。
舞台上の基軸≑世界観をつくる勘所。
その反対側にいるのが星川桂。
基軸を崩して世界観を展開する役割ね。
「ギャラクシー街道」の灯台守とバルカンさん
なんか分かりやすい例。
登場シーンは多いけどストーリーの中心にはいない。
でもこの二人の立ち位置が決まってこそ、
舞台が廻ってゆく、っていう役どころを
ほぼ常に担ってきていた、ってこと。

素材としての存在感は誰もが認めていたとは思うけど、
これまで「ワハハ」っていう大きな看板と
スタイルに隠れて見えづらかった、これが
「女優 星川桂」の実力。

って、少なくとも自分はそう思ってみてきてたから。
それが、
この「赤と黒のオセロ」での好演で、
耳目を引くことになったのは喜ばしい限り。
自分的にも、「こういうのが観たかったのよ!」欲求が
充足されて非常に満足。

これからも活動の主軸はワハハに置くことは言うまでもないとして、
今後も、こっちの星川も見せて貰えると嬉しい。
たまにでいいから。

まぁなんのかんのこんな我々の思い込み先入観、
ましてやこんな独り善がりな論評なんかとは全く関わりなく、
舞台上では「星川桂」でありつづけていたワケで、
我々はそれを客席から観ていることしかできないの。
今までも、そしてこれからも。
12月の本公演も行ってみ。やっぱ変わらずそこにいるから。

だからウ○ト○セ○ンのことはもう忘れてあげようぜ。
というかもう忘れた、
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赤と黒のオセロ/ウィークエンドシアター2019-09-01 [観劇]

http://gorakuza.com/events/event/event-1558/

幼児を含む三人が殺される凄惨な事件。
その「犯人」の物語り。
そして「事件の真相を追う者」の物語り。
三つの物語に翻弄される我々は、
果たして真実に辿りつくことができたのか?

こんな「あらすじ」みたいなことしか書けないのが
もどかしい、予備知識なしで観ないといけないヤツなので。

観終えてから読み返すフライヤーの煽り
「赤とは何もないとゆう意味
 黒とは何者にも染まらないという事」

あぁ、役者の立ち位置とか目線とか、
あんなこんなも何かの暗喩なのかも、とか
色んなヒトが言う「狂気」っていうのも含めて
全てが「合わせ鏡」なのか、とか。

この座組は終わるものの、公演自体は続くので
未見の方は予備知識抜きで観ていただきたいです。
演出、役者が変わるとどれだけ変わるのか?も
観てみたいので再度行きたいけど、
週末は時間取れないんだよなぁ、。

視界に入るお客さんことごとくが、
ソフトドリンクで真剣に見入っている中、
ビール呑みながらな自分、なんか申し訳なく。
反省はしない。
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大江戸ワハハ本舗・娯楽座本公演 「競艶雪之丞変化 ザ・グレイテスト歌舞伎女形(ショーガールマン) 」 [観劇]

DSC_1814.JPG無事楽日を迎えたらしいので、
オレ様の仮借なきコメントも解禁だっ!
っても左程書くことはない。
基本的には楽しませて貰ったし、
何より終わっちゃったからなぁ。
一抹の寂しさを感じるねぇ。一回しか観てない客でも、

強いて言うならば、
台本の上がりが毎度毎度ギリギリで、それでも
これだけ楽しめるのはいつもながら凄いことだ、
とは思うけど、思うんだけど、
ならもっと早く仕上げてもっと作り込むことができれば、
もっともっと素晴らしいモンができるんじゃないか?
ってのは贅沢な望みなんだろうか。
やっぱ去年の「娯楽座史上最速」だったあの作品が、
「オレ様的最高傑作」だったりするあたり傍証になってるような気もする。気がするだけかもだが。

中盤での怒濤の急展開!
色んな声がありますが、あれはアレで良いと思います。
正直、途中までは、
これラスト、演芸会になるいつものパターンでしょ?とか、
演芸会で仇討ちってアレの焼き直し?
とか思ってたくらいなんで、
むしろ「あそこまで振り切ってくれて良かった!」笑
その分、割を食ってしまったキャラが幾人かいるのは
まぁ残念だけど、これも台本の上がりが早ければ(略

「娯楽座版X-MEN」と言われてみりゃそうなんだけど、
何故かそのタイトルは欠片も浮かばず、
オレ様の脳内に浮かぶタイトルは、
山田風太郎忍法帖とか、荒野の七人とか、
マフィアへの挑戦の「抹殺部隊」とか、
例えが分かりづらくなってきたところに
追い討ちをかけるようで申し訳ないが、
極めつけは本宮ひろしの「雲に乗る」
コレ元々、本宮の過去作にありがちだった、
いわゆる立身出世ストーリーだったらしいのだが、
本宮本人が類型に飽きたのか?発作的に書き上げたのがコレの第一話のネームだった、とどこかで読んだ。
当初の構想と似ても似つかぬ、かなりぶっとんだストーリー展開はもちろん今回の娯楽座とは全く関係ないけれど、
そこに至った作者の内的衝動は近しいモンがあるんじゃないか?と邪推したりしなかったり。

次回は12月。
季節柄?ハートウォーミングなお話しになるらしいけど、
油断してるとどう変わるかわからないんで笑
まぁ楽しみにしてます。だいぶ間が空くけど、、
http://gorakuza.com/information/information-1459/
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大江戸ワハハ本舗・娯楽座本公演 「競艶雪之丞変化 ザ・グレイテスト歌舞伎女形(ショーガールマン) 」(速報版) [観劇]

DSC_1822.JPG
いつもどおりのライブ感ドライブ感。
で今回は特にですね、
ここでアクセル踏むのか?いや踏まないのか、
どこへ向かってハンドル切るんだ?
いやそっち行っちゃうと袋小路しかないんじゃね、この先?

的なワクドキに充ち満ちた
古今無双絢爛豪華波瀾万丈驚天動地阿鼻叫喚、

なんのこっちゃ?という感じですが、
まぁ、とにかくご自分の目でお確かめください、と。
金曜土曜はチケットに「大分」余裕がある模様。
ご用とお急ぎのない方はゼヒ劇場へ。

ちうかですね、前も書いたけど
オフィシャルで「ある程度」のネタ割りして貰った方が、
一見も興味もてるとおもうのだけど。
我ら一般ピープルは自粛するしかないので、
こんな書き方しかできまへん。
と言うワケで
走れ!劇場へ
DSC_1826.JPG
http://gorakuza.com/information/information-1459/
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スタス・レビュー2019 《夏のおどり》 [観劇]

DSC_1784.JPG
オレ様的7月観劇のメインイベント。
およそ4半世紀ぶりのSKD
とある事情(笑)により浅草ビューホテルで観たクリスマスディナーから数えても楽に10年。
俄然高まる期待感。

芝居要素ナシの公演時間60分。
途中、もう少し観たいな、とも思ったが、
ダンス(と唄)だけでこれ以上は保たないであろう。

ダンスのクオリティはさすが!
でも構成の古くささは否めず。
よく言えば、古式ゆかしい東京レビューそのまま
なんだろうけど、今時、ダンスの質ってことだけだと
これはもう彼方此方氾濫していて、むしろ、
「クオリティ?あって当たり前でしょ」
「むしろ何をどう魅せるか、ってことでしょ?」
みたいなとこに来てると思う、昨今のエンタメシーンは。
そういった意味では、
若手だけの「ラインダンス」が逆に新鮮に見えてしまう、
という皮肉。今、こういうの見れないからね、実際。

若手?の特長を活かす方向にないのは、
もうこれは伝統なのだろう。
でもコレ、かつてのSKD(そして今の宝塚)のように、
そうやってでも続けていった先の夢
をみることができた環境ならそれもいいのだろうが、
演者の今この時季の輝き
を魅せることができないステージって
色んな意味で魅力を感じられないんじゃないか?続けられないんじゃないか?と
そしてカーテンコールでの演者紹介がないあたりに顕著なんだけど、
客の方も地元の年寄りもといオレ様の先輩たち
という、新規客が着いてこない現象って(ここだけじゃないけど)やっぱりもう少し真剣に考えないとアカンような気がしてならんのです。

とは言え、安定して質の高いダンスが楽しめる
という点では充分だし、
お見送りも一切ナシ、っていうアッサリ感は懐かしいし、
バ○レ○クダンサーみたいにグイグイくることもなきゃ、
小劇団みたいにヘンな一体感求められることもないし、
チップとか飲み代とか無しの入場料だけで楽しんで帰るだけ、
ってのは、とてもラクだし、色んな意味で初心に還るわ。

次回《秋のおどり》は10月
http://skd-og-stas.j-bolero.com/information.html#201907

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