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第38話 宇宙船救助指令 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.10 [DVD]

ウルトラマン Vol.10 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;円谷一
脚本;上原正三

久しぶりの上原登板。
と思いきや意外にもウルトラマンはこれ1本のみ。
活躍はウルトラセブンまで持ち越し。

本校執筆時点で最終回まで既に見終わっているんだが、
これと最終回の2本、今までと毛色が違います。
ウルトラセブンへの布石とも思えるくらい。
特に本作は、キャプテン・ウルトラを思わせる部分が結構あります。たぶん偶然でしょうが。

どこだか詳細不明の外惑星。
サブロケット装備のビートルでなく専用の宇宙船。
同じく科特隊制服でない宇宙服。
無限軌道で走る船外活動モジュール。
色調補正だけでQ星を表現するあたりも良い効果をあげてます。

キーラの目が開くところなんかは、
あの効果音と合わせてよく憶えてます。
なぜかウルトラマンとの対決は全く記憶にありません。
スペシウム光線の直撃に平然と耐える姿は衝撃的。
念動力からの決まり手は良くわかりません??

考えてみりゃザラガス以降、
スペシウム光線で決まってないんですね。

第37話 小さな英雄 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.10 [DVD]

ウルトラマン Vol.10 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;満田かずほ
脚本;金城哲夫

「ウルトラマンさえ入れば俺たちは」
イデ隊員、喪失と回復のドラマ。

この設問に対して制作者が提示した解答
ピグモンが果敢に敵に立ち向かい(そして死んでいく)
姿を目にしてから。
いわば日本的な「恥」の概念を持ってして
イデが「目を覚ます」というわけ。

ここで留意しておきたいのは、
「非力」なピグモンと
相対的には「強い」イデ(科特隊)の立ち位置。
ウルトラマンと比してしまえば弱いとは言え、
ピグモンなんかに比べると圧倒的に強い。
実際、「自ら開発した新兵器で」ドラゴを粉砕している。
もともとイデが「特別な存在」であったということ。

イデが何の力も持ってなければ、
実はなんの答えにもならない話しである。
更に言うと、
一人ひとりがみんな特別な存在なんだよね
という世界においては、
ピグモンは気の毒だけど、自分は自分なんで
で済まされてしまう話しだったりもするのだ。
それは結構怖いことだな、と思ったり。
まぁ、それならそれで始めから、
「イデの疑問」もそもそも存在しないだろうけど。

色々言ってしまいましたが、
ウルトラマンは子供番組なので、
この作品ははこれでいい、と思ってます。
コドモのウチにこういうの見せておかないと。

大人なので余計なことに考えを巡らせてしまいました、
というお話しでした。

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第36話 射つな! アラシ [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.9 [DVD]

ウルトラマン Vol.9 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;満田かずほ
脚本;山田正弘

メフィラス星人
スカイドン
シーボーズ
と変化球が続いたあと
久々の直球勝負。

と簡単に言いますが、
放送ベースで考えると
ザンボラーから数えて実に一ヶ月ぶりに、
ようやくスペシウム光線で倒される大怪獣
の話しが見られたワケですな。
当時の感覚ではどうだったんでしょうね?コレ。

コドモの頃にも何故か見たことが多いエピソード。
パリンと割れる天井、はじめ
「俺の目はウルトラアイだ。実によく見えらぁ」
「無茶をするのは弱い人のすることよ」
「キャップ、撃ちまーす!!」
などなど、記憶に蘇える台詞も多かった。

ザラガスの「変身」
甲良が割れるだけ、に見えるのが残念。
今の技術ならも効果的に表現できそうなのですが、
別にリメイクは見たくないです。
平成セブンみたいのはまっぴらご免。

監督は満田かずほ。久々の登板。
「かずほ」と表記されることの多い昨今。
改名したのか?と思いきや、
漢字がPC上で表記できない
というだけらしい。

後のウルトラセブンでは主力として活躍。
最終回にも大抜擢されてます。
この「射つな!アラシ」でもそれに通ずる
「アツさ」を感じさせてくれます。
金城と違った意味で「ロマンチスト」だったようで。
ちなみにこの二人、共に円谷社員で仲が良かったらしい。
さもありなん。

余談ですが、鈴木俊継も円谷。
実相寺、飯島敏宏がTBS。
(今となっては意外だが)円谷一もTBS。
野長瀬三摩地は東宝。
(大部分記憶に頼ってるので間違いあるかも)
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第35話 怪獣墓場 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.9 [DVD]

ウルトラマン Vol.9 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;実相寺昭雄
脚本;佐々木守

「宇宙のウルトラゾーンに」存在する怪獣墓場。
「我々によって宇宙に放り出された」など
過去のエピソード無視した台詞・設定があったりもする
ファンタジー。

でも、
ビルに登った時を除いて、街を破壊しないシーボーズ。
科特隊の空爆で街を壊してみせたりする撮り方は
相当にあざとい。

前話もそうだが、
実相寺の撮るフジ隊員は妙に艶っぽい。
怪獣供養で一人だけ喪服。
しかも、うなじを妙に強調する着せ方をしてるあたり
ワザとやってるだろ、絶対。
前話ラスト、野点での着物と比べると良くわかる。
テレスドンの回でイデ隊員に差し入れする時の表情も実に艶めかしい。
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第34話 空の贈り物 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.9 [DVD]

ウルトラマン Vol.9 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;実相寺昭雄
脚本;佐々木守

空からドン!と飛んで(落ちて)きた。
だからスカイドン。

そんな話しです。
何も考えずに楽しんでしまいましょう。
役者さんたちも実に楽しそうに演じてます。

初見は実相寺の劇場版ウルトラマン(のTV放送)。
爆笑しながら見た。
ではありますが、実はコドモの頃にも見ている。
後ろ前に制服を着たキャップ。
イデに落ちてくる鳥糞。
は記憶に残っている。
が、なぜかスカイドン始めメインのストーリーは全く記憶になし。
意外にもコドモには受けない内容なのかも。

ファンタスティックコレクション ウルトラマンフィルムストーリーブック
では実に巧くこの作品を文章で表現しています。
見事な仕事ぶりは一読の価値あり。
入手困難かもですが。
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第33話 禁じられた言葉 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.9 [DVD]

ウルトラマン Vol.9 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;鈴木俊継
脚本;金城哲夫

メフィラス星人です。
「人間のココロに挑戦」するために来たそうな。
後の「笑ゥせぇるすまん」に大きな影響を与えた
かどうかは知りませんが、
コドモ心に良くわからないながら大きな印象を残した作品。

で大人になった今見ても良くわからない
と言うのが正直なところ。
ウルトラマンとタメ線(ある部分それ以上に)張れる能力を
持ちながら、いち地球人
それもどんな基準で選んだのかも判らない
日本の一少年に「地球をあげます」と言わせたいために来た、と。

それならそれで、
簡単にくれてやりそうな人間は探せば
いくらでもいそうなモンだが、敢えて
相当に根性ある少年選んじゃうあたり、
なんとも殊勝というか。

更に〆のナレーションでは
「メフィラス星人は次はあなたのところに来るかも知れません」
とありますが、メフィラス星人リーチ
「当てて欲しいかね?」と言われる度に頷いてしまう
俺んとこにゃ来ないような気がするなぁ。

ここまで考えて、このナレーションを
「ご安心ください。これは遠い未来の話しなのです。
なぜなら今の地球人は宇宙人に狙われるほど・・・」
と変えると、後のメトロン星人と同じくいかにもな寓話になることに気づきます。
この同じく金城の筆による見事な対象性。

が、しかし!
手持ちのノンマルトの使者―金城哲夫シナリオ傑作集 (宇宙船文庫)によると、
メトロン星人のラストナレーションは収録されてません。
決定稿以降に現場で修正されていくことは普通にあること。なので、
この追加はどこで(誰が)と言うのは断言できませんが、
おそらくは実相寺の手によるものではないか?と。

このメフィラス星人のエピソードに見られるとおり
また「まぼろしの雪山」を「怪獣使いと少年」にはしなかった通り、
実相寺や上原正三とは違い、
やはり金城は人間(とその可能性)をとことん信じていた(かった)のではないか。
と伺えます。

そんな金城が
ノンマルト=沖縄
みたいな単純な図式の話しを書くはずが無い
と気づいてくれてもいいハズなんですが、
それはまた別のお話。
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第32話 果てしなき逆襲 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.8 [DVD]

ウルトラマン Vol.8 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;鈴木俊継
脚本;藤川桂介

ウルトラセブンで良く見たコンビですな。

主役は真理アンヌ。

ですが、アンヌ隊員(じゃなくてパティ隊員)
に関する記憶は全く残ってなく、
ザンボラーと防衛軍戦車部隊の戦闘シーンは憶えてます。
まぁ、コドモだったんで。

その科特隊インド支部のアンヌ隊員ですが、
ザンボラーの閃光くらって失神するくらいで、
全く何もしません。

「地震、怪獣、ウルトラマン」
というオチが先にあって、テキトーに場面つなげただけなんじゃ?
と言うくらい内容は無いです。
エピローグで無理に教訓めいた台詞を入れるのも×。
ウルトラマンとしては駄目な部類に入るエピソードではないか、と。

【見所】
フジ隊員が髪をアップにしている。
いつもより可愛く見えます。
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第31話 来たのは誰だ [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.8 [DVD]

ウルトラマン Vol.8 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;樋口祐三
脚本;海堂太郎

ケロニア。
スペシウム光線の直撃にも余裕で耐えたり、
と見かけより手強い。

何故か見たことが多く、
他にも記憶に残るシーンが多い。
インパクト抜群のアタック光線。
色がグリーンだったのに驚き。

中山昭二が科学者役で出演してます。
ラストの唐突感が不気味で意味深です。

ウルトラQの延長線上とも言える怪奇性に溢れた前半。
後半、大部隊での大がかりな侵略作戦に発展。
(ただしビートル1機に蹴散らされますが)
クライマックスでの強敵ケロニアとウルトラマンのバトルも楽しめ
まとまりのある良作となってるか、と。
あまり評価は高くないようですが。
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第29話 地底への挑戦 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.8 [DVD]

ウルトラマン Vol.8 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;野長瀬三摩地
脚本;南川竜、金城哲夫

同じ怪獣が2体!という驚きは今でも憶えてます。

今回驚いたのは、科特隊の地底戦車の名前が
ベルシダー
だったこと。
ペルシダーじゃなかったのね。。

地底戦車=暑苦しい、息苦しい
という雛形を作った作品でもあります。
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第28話 人間標本5・6 [ウルトラマン]


ウルトラマン Vol.7 [DVD]

ウルトラマン Vol.7 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


監督;野長瀬三摩地
脚本;山田正弘

野長瀬作品。意外と怪奇色が強い。
緑の恐怖」を思わせるものが。
全体的なシチュエーションがバド星人に似ているので調べてみたら、こちらもそうだった。

ダダがひたすら気味悪かった、というイメージばかりが残っている。
ぱちんこウルトラマンのダダリーチも、かなり気持ち悪かった。
久しぶりに見たが、ダダが巨大化してビックリ。

タイトルの「人間標本5・6」とは、
ダダが集めていた人間標本の番号。
物語開始までに集めていたのが4体。
ノルマの6までを集めるお話し。
後のクール星人と違い、目的の方はしかと語られません。
なんとなく趣味で集めていたような気も。

標本の5番、6番として狙われたのが、
ムラマツと何とか研究所♀技官アキカワ氏。
科学者というより、田舎のキャバレーのホステス風の容貌
なのが非常に残念な反面
ある意味萌えます。

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